昨日の朝、携帯に一本の電話がありました 半分寝ながら電話に出てみると いつもお世話になってる兄貴からの電話! 震災の関係で電話を控えてたんですが うれしい けど目が覚めない… 宮城県仙台市青葉区で写真館をされてる 阿部写真館の阿部貴彦さんからで 「朝ズバの録画お願いって」 その時間帯は宮城は地元のニュースだという事で 慌てて録画をセット 間に合った… 今朝の8時過ぎに放映された 朝ズバの絆プロジェクト 「ご家族とか親戚の方の写真を見つけてあげて、返してあげたい」 と語る方 街の人たちが瓦礫の山をかき分けながら 持ち主不明の写真やアルバムを見つけては 避難所の壁一面に貼って持ち主をまっている 「家も家族もなくされた方が多いので、写真だけが唯一の思い出という方がいる」 避難所には町の多くの人が訪れ写真を探してる そして取材は宮城県女川町へ 地元で写真館をされてた方の娘さんが訪れ お父様が撮られてた写真のファイルと遭遇 「家がなくても写真を続けろという事なのかな?」 「写真だけでも出てきてよかった、父が生きてた証なので」 嫁いで店を継げなかったお嬢様にお父様が言われた事 「店を継げなくても、写真という形で継いでいってくれたら嬉しい」 「この写真が見つかった事で、写真を一生続けろ、これで頑張れよというメッセージだと思って、頑張って行こうと思う」 この放映を見ながら、たくさんの事を感じました 忘れかけてた写真を始めた頃の思い たくさんの事を気づかせてくれました そして、写真に関われた事に感謝し これからの自分が写真とどう関わり 向き合って行くのか改めて考えさせられました 放映後、大きく自分の中で変化した 何が弾けた? スイッチが入った気がします 頑張ろう、フォトグラファー!! この映像に出会わせてくれた阿部貴彦さん、本当にありがとうございました。