はじめに
就職活動がスタートして、エントリーシートを用意する時期になると必要になるのが証明写真です。いわゆる就活写真撮呼ばれるものですね。この写真って、どのように用意するのでしょうか?
街中でよく見かけるスピード写真で済ませる?それとも写真館で撮影してもらうべき?
手軽に撮れる、といえばショッピングセンターや街角にあるスピード写真を思い出す人も多いと思います。
場所によっては24時間いつでも撮れるし、価格もお手頃なことが多いです。また、最近では美肌モードなど様々な機能がついており、その仕上がりもなかなかのもの。
一方で、就活写真をプロに頼む人も少なくありません。
どちらが選ぶかはその人次第ですが、今回はそれぞれのメリットとデメリットを考えてみました。就活写真は、就職活動の第一歩といえるもの。あとから失敗した!とならないよう、しっかり見比べて選んでくださいね。
スピード写真の特徴…安い!早い!でも品質はまちまち
スピード写真の撮影機は、コンビニエンスストアやショッピングセンター、駅構内などさまざまな場所に設置されています。必要になった時にさっと撮影できる点はスピード写真機の大きなメリットです。設置されている機械もさまざまあり、撮影する用途によって価格に幅があります。就活用の証明写真であれば、6枚ワンセットの写真が700~1,000円程度で撮影可能なものが多いようです。1枚あたりに換算すると120~170円!この価格もスピード写真のメリットと言えます。
気軽に撮影できて安い反面、デメリットもあります。ちょっと詳しく見ていきましょう。
スピード写真機のメリット
- 時間がかからない
- いつでも撮りたい時に撮りに行ける
- 一人で気軽に撮影できる(誰にも見られる事がない)
- 手頃な価格
スピード写真の特徴は、気軽に撮影できること。写真屋さんでは撮影の準備に時間をとられることもありますが、スピード写真なら軽く身支度を整えるだけで簡単に撮影できます。忙しい就活生にとってはありがたいですね。価格も安いため、何度も撮影できるため、応募する企業が多い人にも向いています。
スピード写真機のデメリット
- 身だしなみの乱れなど撮ってから気づく事が多い
- 撮り直し回数が限られている(撮り直し出来ない機種もある)
- ベストな表情で撮れたとしても焼き増しが出来ない機種が多い
- 写真自体が全体的に暗くなりがち
スピード写真のメリットは、そのままデメリットにも繋がります。気軽に撮影できるということは、その分作り込んだ写真が撮れないということです。また、誰も見てくれないので服装や姿勢、表情などが撮影時にどの様になっているのか分かりません。さらに、スピード写真の機械は、スタジオ写真と比べて光量が少なくなりがちで写真の仕上がりが暗くなってしまうことが多いようです。
自分では良く撮れたと思える写真であっても、見る人が見れば、ネクタイが若干曲がっていたり、どちらかの肩が下がっていたり…といった自分では気付かないミスがある場合もあります。思った通りに撮影できれば良いのですが、そうとも限らないのが現実。さらに、焼き増しができないというのがスピード写真の難点といえるでしょう。
スタジオ写真の特徴…品質は保証済み!ただし仕上がりに時間がかかることも…
スタジオ写真の魅力は、なんといってもプロのカメラマンに写真を撮ってもらえることです。写真は撮る人の技量によって仕上がりが大きく変わります。スタジオには撮影用の機材も多く取り揃えられているため、最適な環境で撮影した最高の写真が手に入ります。
また、プランによってはヘアスタイリングやメイクなども受けられるので、自分ひとりでは撮影できないクオリティに仕上げることも可能です。写真に部分的な修正を加えるレタッチも、専門家がひとつひとつ丁寧に行ってくれます。
スタジオ写真のメリット
- プロ視点からのヘアメイクや服装、姿勢、顔の向き、肩の高さなどはアドバイスしてもらえる
- 仕上がりがキレイ
- ヘアメイクのオプションが付くスタジオも
- WEBエントリー用のデータも作ってもらえる
- 本格的なライティング設備や機材が整っており、明るく仕上がる
- 納得いくまで撮り直しが出来る
写真屋さんのスタジオで、プロのカメラマンが撮影する場合は、照明の明るさや、光のあたる角度等適切に微調整してくれます。さらに、表情の作り方や見落としがちな服装の乱れ、姿勢などについて細かいチェックとアドバイスがあることがほとんどです。文字どおり「最良の1枚」をその道のプロフェッショナルと一緒に作れることが大きなメリットになります。
スタジオ写真のデメリット
- 価格が高め
- 予約が必要な場合もあり、気軽に撮影できない
- スタジオ撮影には緊張がつきもの
スタジオ撮影では、メリットばかりではありません。
多くの学生がデメリットだと感じるポイントは3つあって、そのうち最も大きな理由が「価格が高め」ということ。
証明写真スタジオで撮影した場合の相場価格は、2,000~1万円程度と言われています。ただ手元に残る写真は多く、だいたい10~15枚程度をワンセットとするケースが多いようです。1枚あたりの費用は数百円~1,000円程度になります。
確かに、スピード写真と比べるとやや高め。
また、予約が必要だったり、写真屋さん独特の緊張感が苦手、と言う人もいます。
スピード写真とスタジオ写真、結局どちらがいいの?
スピード写真とスタジオ写真、それぞれのメリット・デメリットを紹介しましたが、では結局どちらが良いのでしょう。
それはもちろんスタジオ写真です。
就活写真という、第一印象が左右する1枚を撮影するのですから、失敗したくないのが人情というもの。価格のやすさや手軽さでは、スピード写真に軍配が上がりますが、やはり品質重視ならスタジオ写真一択です。
写真屋さんで撮る写真は確かに値が張ります。しかしながら、それを上回る「価値」があります。せっかく撮影する証明写真ですから、納得のできる1枚にしたいもの。そのような写真が手に入るなら、スタジオ写真を使ったほうが最終的に”お得”ということが言えるのではないでしょうか。
また、スタジオ撮影や写真館での撮影の場合、希望する業種に合ったアドバイスをもらえる場合もあります。
納得いくまで撮影を行なってくれるスタジオもあります。
採用担当者という、”人”に見られることが前提の就活写真ですから、撮影時にはカメラマンという、”人”に見てもらうとその仕上がりも安心です。
まとめ
写真館で撮影するスタジオ写真とスピード写真機での撮影には、それぞれ特徴があります。
ただ履歴書やエントリーシートに貼付するという写真の本来の役割を考えると、どちらを利用するのが良いのか自ずと答えが出てくると思います。
ただ、「どうしても時間がない」「予算がない」等の場合はスピード写真を利用するのも一つの手。どちらを利用するにしても、後悔のないよう、メリットデメリットを比較して、賢く利用しましょう。
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