百日祝い＆お食い初め、どんなことにお金がかかる？ お祝い＆お返しはどうするの？

赤ちゃんが健やかに成長していくことを願う儀式が「百日祝い（ももかいわい）」「お食い初め（おくいぞめ）」です。文字通り、赤ちゃんの生後3ヶ月／100日前後にお祝いをします。
そしてお祝いごとには、ご祝儀（お祝い）とお返しがつきものです。
「三愛フォトスタジオ」に訪れるご両親・祖父母の皆さんからも、お祝いとお返しについて、よくお問い合わせがあります。初めてのことなのでよくわからない！という方のために、今回はお金の話をこっそりお伝えします。

はじめに～百日祝い＆お食い初めに必要なお金ってどんなものがあるの？

まず最初に知っていただきたいことは、百日祝い＆お食い初めの儀式に必要なお金には、どんなものがあるのか、ということ。なんとなくこれくらい？？と思っていると、意外にお金がかかって驚いたという人もいるので、必要なお金はあらかじめ知っておくと安心です。

【百日祝い＆お食い初めに必要なお金～その1】祝い膳

百日祝い＆お食い初めの儀式では、赤ちゃんにお祝い膳を用意し、食事をさせる「まね」をします。「まね」とはいっても、お祝い膳には本物の料理を用意します。献立は、鯛、お赤飯、お吸い物、煮物、香の物の5品を基本とし、時節や地域の風習に従って内容を考え用意します。
また、料理を入れる食器もお食い初め用のものを準備します。正式には漆器や素焼きの高足のお膳を使うとされます。男の子用は全体が赤い朱塗り、女の子用は外側は黒塗り、内側は朱塗りが基本です。
さらに、祝箸や歯固め石なども用意します。

これらひと揃いを自前で用意するとなると大変です。
百日祝い＆お食い初めで食事を用意する場合、ホテルや料亭・レストランなどを利用したり、仕出しを頼む人も多いようです。その際に、お食い初め用品一式を用意してもらえるところもありますので、ぜひ相談をしてみましょう。

祝い膳の相場は、食器ひと揃えで数千円前後、料理は3,000円～10,000円程度のことが多いようです。
ちなみに、お祝い膳の食器は、母方の祖父母が用意する風習のある地域もあるので、ご実家によく確認しておきましょう。
もちろん、ご自宅にあるものを用意したり、食事を自分で作っても構いません。

【百日祝い＆お食い初めに必要なお金～その2】食事会の費用

百日祝い＆お食い初めの儀式では、赤ちゃんにお祝い膳を用意しますが、両親も一緒に食事をする場合は、その食事代が必要となります。また、祖父母や親族を招く場合は、人数分の食事が必要になります。

食事代は、ご両親が負担します。というのも、お食い初めはご両親が我が子のために行うお祝いごとだからです。祖父母が負担を申し出てくれる場合もありますが、あくまでご厚意ですので、当たり前と思わないこと。甘えすぎないようにしたいものです。

食事会の費用は、どんなものを用意するかにもよりますが、1名あたり3,000円～10,000円程度のものを用意する事が多いようです。

【百日祝い＆お食い初めに必要なお金～その3】赤ちゃんの衣装／写真代

百日祝い＆お食い初めの儀式では、赤ちゃんに祝い着を着せることが多いです。もちろん、肩肘張らず普段着のままという方もいらっしゃいますが、せっかくのお祝いですので、可愛い衣装を用意してあげましょう。

また、せっかくの儀式ですから、ご両親・ご親族と一緒に写真を撮りたいというご要望もきっとあることでしょう。「三愛フォトスタジオ」にも、百日祝い＆お食い初め写真をお受けしています。
撮影後は、アルバムに加工したり、赤ちゃんの写真をキーホルダーやシールなどに加工したりもできますので、ぜひご相談ください。

赤ちゃんの祝い着は、購入するのであれば数万円前後、レンタルなら数千円からということが多いようです。
ちなみに、「三愛フォトスタジオ」では、百日祝い＆お食い初め写真を申し込まれた方には、衣装代を無料にしています。ぜひこの機会にご検討ください。

百日祝い＆お食い初めのお祝い相場～どれくらい包むことが多い？

さて、ここまで百日祝い＆お食い初め儀式に必要な費用についてご説明しました。ご両親の中には、けっこうお金がかかって大変そう…という方もいらっしゃるかもしれません。
たしかに、百日祝い＆お食い初めの儀式に必要なお金は、ご両親が負担することが基本です。でも実際には、祖父母や親族・ご友人からお祝いをいただくこともあり、いただいたお金である程度の費用を賄うことができます。

では、百日祝い＆お食い初めのお祝い相場はどれくらいなのでしょうか？
お祝いはあくまでお気持ちなので、明確に「いくらくらい」という金額はありません。ただ、祖父母や親族の方も赤ちゃんをお祝いしたい気持ちは同じです。その気持ちを金子にしたものがご祝儀（お祝い）です。

ご祝儀（お祝い）の目安は？

ご祝儀（お祝い）の目安は、百日祝い＆お食い初めの場合はお食事代程度と言われています。百日祝い＆お食い初めをする場所にもよりますが、およそ3,000円～10,000円程度を包んでいただくことが多いようです。祖父母だからと多めに包む方もいらっしゃいますが、必ずしもそうしないといけないわけではありません。

また、食事会の費用を祖父母が負担してくれたり、お祝い膳に使う食器を購入してくれたり、赤ちゃんの衣装や写真代を負担してくれたりと、お祝いのカタチはさまざまです。お金ではなく贈り物でいただくこともあります。
くれぐれも当たり前と思わず、お祝いを頂いた場合は後日で構いませんので、しっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。

百日祝い＆お食い初めでお祝いをいただいたら～お返しを忘れずに！

先にお祝いのことを記しましたが、お祝いをいただいた場合はお返しをします。それは、気持ちと気持ちを贈り合うという考えに基づきます。お金をいただいたからといって、必ずしもお金でお返しする必要はありません。

例えば、お祝いの内容がご用意した食事の代金と同程度であれば、御礼の言葉を伝えるだけでも十分なお返しになります。もしそれだけで心苦しいのであれば、内祝いをお渡ししましょう。

あらかじめ内祝いを用意しておくと便利

内祝いは「身内で喜ばしいことがあったので、幸せをおすそ分けします」という意味の品です。日用品やお菓子などをご用意してお渡しする人が多いようです。
また、百日祝い＆お食い初めの当日ではなく、後日お祝いをいただくこともあります。百日祝い＆お食い初めの席に招待しなかった方からいただくことも多いので、内祝いを多めに用意しておき、お返しとするのも良いでしょう。

内祝いは、いただいた金額にもよりますが、半返しがふさわしいと言われています。
ただし、いただいた金額が大きいからといって、お返しに高額な品を用意するのは、かえって相手方に気を使わせることになりますので、実際は数千円程度のものを用意することが多いようです。

百日祝い＆お食い初めのお礼に写真や手紙を送るのもオススメ！

もし遠方に住んでいる方からお祝いをいただいたり、当日参加していない方からお祝いをいただいたりした場合は、お礼のお手紙とともに、当日の写真を送るのも喜ばれます。100日頃の赤ちゃんは、首がすわり始めたり、声をあげて笑うようになったりと、成長が目に見えてうれしい時期です。赤ちゃんが元気に育っていることの喜びを、ぜひ多くの人と分かち合いましょう。

写真の他に動画なども喜ばれます。特に最近はスマホなどで撮影し、すぐに共有できるようになりました。百日祝い＆お食い初めの様子を動画に残しておけば、末永く大切な思い出にもなります。

手紙もかしこまった形式でなくても構いません。スマホなどから当日の写真とともにメッセージを送るだけでも、感謝の気持ちは伝わります。

写真撮影は、プロにお願いしなくても十分です。記録に残しておけば、その当時の思い出はいつでも鮮やかに蘇ります。赤ちゃんが大きくなった時、自分自身はもちろんのこと、ご家族やご親族の幸せそうな姿をあらためて見ることで、自分が大切にされてきたことをきっと嬉しく思うでしょう。

もちろん、「三愛フォトスタジオ」のようなフォトスタジオ・写真館に記念撮影を依頼するのもオススメです。撮影のクオリティはもちろんのこと、撮影後にアルバムに仕立てたり、キーホルダーやシール、ペンダントなどさまざまなグッズへ加工したりもできます。ちょっと気の利いたアレンジをして、お世話になった方にお渡しするときっと喜ばれますので、気になる方はぜひご相談くださいね。

三愛フォトスタジオなら、例えばこんなグッズに加工ができます！

まとめ

今回は、百日祝い＆お食い初めに必要なお金について解説しました。
必要な出費を予め想定しておくと、準備がスムーズに運びます。想定外のことで驚かないためにも、どのタイミングで、どれくらいのお金が必要なのかきちんと把握しておきましょう。

百日祝い＆お食い初めは、赤ちゃんやご家族にとって大切なイベントです。用意をするものはたくさんありますが、しっかり準備すればするほど、思い出深くなり、何度も振り返りたくなる素敵なひと時になります。

しかし、もっとも大切なことは、赤ちゃんの成長をお祝いするという気持ちです。金額の大小にとらわれず、自分たちのできる範囲で精一杯のお祝いをしてあげましょう。

百日祝い＆お食い初めをぜひ楽しんでくださいね！

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